この作品は、世界はウイルスに犯され、人々の目が見えなくなった盲目の世界での話。
前回6話にて、ジャーラマレルの息子ブーツの罠にはまり洞窟に閉じこめられたが、なんとか脱出に成功したババ・ヴォス一行。
ブーツはマグラの家来になり、マグラの目となる。
ケイン女王を捕まえた犯人がマグラ達がいるところに来ているとマグラに教える、、、。
目次
海外ドラマ「SEE 暗闇の世界」7話
登場人物
・アルケニー
ババ・ヴォス(ジェイソン・モモア) → 村の族長、マグラの夫、双子の義理の父
マグラ(ヘラ・ヒルマー) → ババ・ヴォスの妻、双子の母親、ケイン女王の妹
ハニワ(ネスタ・クーパー) → 双子の女の子、目が見える
コフン → 双子の男の子、目が見える
パリス(アルフレ・ウッダード) → 魔術師と言われている
ボウ・ライオン → ババ・ヴォス達と一緒に逃げるアルケニー族、シャドウ
・ジャーラマレル → 双子の本当の父親、目が見える
・ブーツ→ジャーラマレルの息子、双子たちの弟
カンザス・ダム
ケイン女王(シルヴィア・フークス) → 敵の女王、マグラの姉
タマクティー・ジュン ケイン女王の部下、将軍
あらすじ
ケイン女王救出
ケイン女王を拘束している村側の偵察隊がタマクティー・ジュンに捕まり、拷問をする。
女王はどこにいると問い、場所を聞き出す。
その事をマグラに報告するジャーラマレル。
ケイン女王のもとに出発しようとタマクティー・ジュンは言うが、マグラはここに残り家族を探したいと言う。
マグラの言う事を聞かないタマクティー・ジュンに対し、ブーツが抵抗しようとするが、目が見えるからといって俺にかなうと思っているのか?と一蹴する。
部下を何名か残しババ・ヴォス達を探させ、マグラはケインのもとに向かう。
道中タマクティー・ジュンにケイン女王の思い出をマグラは話した。
母がいなくなってから、姉が母親代わりだったと。
捕らわれているケイン女王。
村長はケイン女王の数々の噂が本当だったのか質問する。
例えばいびきがうるさいから殺すとか、、、。
ケイン女王を捨てて逃げた男がいるとも話す村長。
王権剥奪?
ケイン女王が捕らわれている村にたどり着くマグラ達。
ブーツが中の様子をタマクティー・ジュンに伝える。
タマクティー・ジュンが一人で村に侵入する。
静かに監視人を殺害していく。
すると誰かが侵入していると他の監視人が気づく。
するとケイン女王がチャンスとばかりに村長の首を絞める。
タマクティー・ジュンがケイン女王のもとに。
都で何が起きたのか話すケイン女王。
マグラはケインの顔に触れようとすると、ケインはその手を握り、
「前にも会ったか?」と聞くケイン女王。
マグラであることに気づくケイン女王。
ケイン女王は「知らせたいことがある
皆が余に背いた。正義を気取っていたが謀反は失敗。余は岐路に立たされた。
謀反を水に流すか、自ら幕を引くか。余をカンズラに戻したいか?
もうカンズラはない。
我らは機械の力を頼りに権力を維持してきた。
機械が順調ならあがめられ、機械が不調なら背かれる。
機械頼みの自防などまっぴらだ。
余は余であることで崇められたい。
それでこんな筋書きを考えた。
神々が怒ってダムを粉々に打ち砕いた。
謀反人どもと共に葬られた。
神が残したのは余だけだ」
タマクティー・ジュン「あなたが破壊したのですね、
表に控えている兵たちは20年陛下に仕えてきました。
いつか国に帰り家族に再会すると信じていた。
家族が支えだったが、あなたはそれをすべて奪った」
ケイン女王「致し方なかった」
タマクティー・ジュン「それでそれがしの兵たちにこう伝えろと言うのですか?
王朝を守るためにお前たちの家族は死んだと。
そう言われて彼らがそれがしに従うとでも?
ケイン女王「そなたの兵?余の兵だぞ、余の兵は余に従うはずだ、余は女王だからな!」
タマクティー・ジュンはマグラを見て、「よもやこうなるとは思ってもみませんでしたが、陛下の王権はく奪も視野に入れねば」とマグラに言う。
ラベンダーの道を進む
ババ・ヴォス達はラベンダーの道を発見し、突き進む。
道中コフンとハニワはジャーラマレルの事を話す。
コフンは母が(マグラ)ジャーラマレルの事を話すときは気をつけろと言っていた事が気になる、何かあるんじゃないか?とハニワに言う。
道を進んでいくと、突然パリスが吐く。
「これは死の匂いだ」と。
その先には死後数週間経った人間の死体数体が木のやぐらに縛られていた。
目を背けるババ・ヴォス達。
そこにはこんなメッセージが。
”この先に新たな世界がある、そこは新たな神が君臨される場所、
入って見いだされろ、入って裁かれろ、入って死と向き合え”
余計な人には入ってほしくないというメッセージだとパリスとババ・ヴォスは予想し、先に進む。
父との別れ
ある山道を進んでいると周りの様子がおかしいと感じ立ち止まるババ・ヴォス。
回り道をしようとババ・ヴォスは言うが、コフンとハニワは何もないからそのまま進もうと言う。
ババ・ヴォスが石を投げてみると、弓矢が飛んでくる!!!
崖の上では弓を持った男が数人いた。
音を頼りに崖の上にいた男につるはしを投げ付け、男を崖から突き落とす。
その男が持っていた弓矢をハニワが取りに行こうとしたが、ボウ・ライオンが代わりに取りに行く。
ゆっくりと音をたてないように弓矢を取りみんなのもとに引き返すが、弓が落ちてきて音を出してしまい、ボウの足に敵の弓矢が突き刺さる。
すると誰かの声が「攻撃止め!」
「ハニワか?」
「ジャーラマレルの子よ。森を抜けたところに橋がある、橋を渡った先が啓蒙の家だ。
啓蒙の家に行っていいのはジャーラマレルの子だけ、行くのはコフンとハニワだ、それが掟だ」
コフン「じゃあ息子を娘が来たけど引き返したって彼にそう伝えろ!」と興奮気味に叫ぶ。
ハニワ「引き返さないよ」
コフン「引き返すしかないだろ!ボウを手当てしないと!」
ハニワ「ボウは父さんたちに任せてどこかの街で手当てしてもらおう」
揉める二人。
ババ・ヴォス「もうよせ、苦労してここまで来た、今更後戻りできない。
ずっと一緒にいると信じたかったがパリスが正しい。
子供はいつか親の手を離れ橋を渡る。だが子が自らの道を進めるために手放す時を見極めなければ、今がその時だ」
ハニワ「私たちは父さんと住む世界が違うの、分かり合う事なんて出来ないの、、、。
でもここまで来てくれた」
ババ・ヴォス「父親だからだ、住む世界は違っちゃいないぞ、二人がいる世界が俺の世界だ。
目は見えないが二人の事は見える。これからも見続ける。
だがやはり来るべき日が来た、父親に会いに行け」
コフン「父親は父さんだけだ」
ババ・ヴォスに抱き着くコフン。
ババ・ヴォス「お前を愛している」
ハニワ「また会えるかな?」額を押し付ける。
ババ・ヴォスはボウの刺さった矢を折り、おんぶして来た道を戻る。
パリスは二人に警告する。
パリス「ビジョン(視界)が視野を狭めることもある。
ジャーラマレルはビジョンを持っている。だが神じゃない、あんたたちも神じゃない。
世界を築こうというなら母さんを思い出せ、お前たちを導いてくれた父さんを思い出せ。
新たな世界を作ってくれ。目が見える者だけでなく、目が見えない者の為にも。
神はいらないよ」
二人と抱擁し、去る。
そして先に進むハニワとコフン。
子を見守るババ・ヴォス
合流するババ・ヴォスとパリス。
ババ・ヴォス「諦めてしまったと思わせとくのが一番だ。
子供たちを守るためにもな」
パリス「マグラがそう言ったのかい?」
ババ・ヴォス「その通り、二人がいるところが俺の家、すぐ近くでみはる」
ハニワとコフンは薄暗くなった道を進み、橋を渡ると、突然照明が灯る、、、。
感想
やっぱりケイン女王は腐れ女王でしたね。
村人の事は何も考えてない、自分の事しか考えてない。
数々の噂もたぶん本当でしょうね。
―ケイン女王の噂―
1.愛人のいびきがうるさいから寝ている間に殺した
2.召使が臭いから殺した
3.侍女たちが口でするのが下手だったから舌を切り落とした
捕らわれたことで少しは気持ちが変わったかと思いきや全然そうじゃなかったし。
最終的には機械頼りの政権に、自分は自分で皆に崇められたいと言う始末、、、。
聞いてるこっちも呆れる、、、。
今すぐマグラに変えた方がいいでしょう、、、。
怪しいジャーラマレル
少しずつジャーラマレルのもとに近づいていく事になんか怪しくなっていく。
見せしめのように死体がやぐらに掛かっているし、弓矢隊がいて侵入者を防いでいる。
こんなのやってることウォーキングデッドと一緒じゃん!
クソ怪しすぎるじゃん!
こういう所の先にはろくな事がないのが海外ドラマのあるあるですよね。
コフンは一人怪しいと思っているのに、ハニワは好奇心旺盛だから警告を聞かない。
最後に
こちらの作品はApple TV+オリジナルドラマにて月額600円で視聴出来ます。
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まだまだラインナップは少ないですけど海外ドラマファンなら必見です(*'▽')
この作品のおすすめ度 4 / 5 点