この作品は、世界はウイルスに犯され、人々の目が見えなくなった盲目の世界での話。
前回5話にて、ババ・ヴォス一行はジャーラマレルの息子ブーツと出会い、旅を共にすることに。
マグラはババ・ヴォス達と一人離れ、タマクティー・ジュンの元へ。
そこでタマクティー・ジュンの ”マグラ王女殿下、ケイン王家の姫君” 発言、、、。
マジか、、、怪しいと思ったらそういうことだったのね、、、。
目次
海外ドラマ「SEE 暗闇の世界」6話
登場人物
・アルケニー
ババ・ヴォス(ジェイソン・モモア) → 村の族長、マグラの夫、双子の義理の父
マグラ(ヘラ・ヒルマー) → ババ・ヴォスの妻、双子の母親
ハニワ(ネスタ・クーパー) → 双子の女の子、目が見える
コフン → 双子の男の子、目が見える
パリス(アルフレ・ウッダード) → 魔術師と言われている
ボウ・ライオン → ババ・ヴォス達と一緒に逃げるアルケニー族、シャドウ
・ジャーラマレル → 双子の本当の父親、目が見える
・ブーツ→ジャーラマレルの息子、双子たちの弟
カンザス・ダム
ケイン女王(シルヴィア・フークス) → 敵の女王
タマクティー・ジュン ケイン女王の部下、将軍
あらすじ
洞窟に閉じ込められるババ・ヴォス達
タマクティー・ジュン達の追っ手と戦いながらマグラを探すババ・ヴォス達。
ブーツの案内で隠れる場所を探し、よく子供のころ遊んだという洞窟に入る。
行き止まりに気づく。
するとブーツはババ・ヴォス達を檻に閉じ込める。
ブーツは「信用するには人数が多すぎる」と言い、立ち去る。
コフンは「だから奴を信用するなと言ったんだ!」と叫ぶ。
すると檻が降下し始める。
降下した先は外の光も入ってこない為、もちろん真っ暗。(ババ・ヴォスとパリスはいつも通りなんでしょうけど)
持っていた手紙を燃やし明かりにする。
明かりを頼りに前に進む。
マグラの経緯
マグラはタマクティー・ジュンに「あなたは死んだはずです、目が見える子供はあなたの子ですね」と言われる。
マグラは「生きて連れてきたらあなたが知りたいことを全部話す」と言う。
部下に生きて連れてこいと命令するタマクティー・ジュン。
タマクティー・ジュンは経緯を話してほしいという。
ここでケインの父親との最後の別れのシーンの回想シーンへ。
ケインが父の枕元で父親に「父の後を継ぐのは荷が重すぎます。ですがこの大役に全力と尽くします。
マグラおいで、大丈夫私がそばにいる、すべては変わるがこれだけは変わらない。
この私がお前を守る」と幼いマグラを抱きしめる。
しかし、ケインの父親はマグラに耳打ちで遺言を残す。
「お前が統治せよ」と。
その事についてタマクティー・ジュンは「父上が何と言おうとあなたはそれを上回る破壊行為を行った」
マグラ「成長した私は姉を玉座から降ろそうとした。あなたさえ同意していれば父の遺言を実現できた。
しかし反対した。
姉が王位にふさわしくないのはわかっていた。
権力を握れば悪い性分が出るとわかっていた。
私は姉のことは好きだったが行く末が見えていたから国を救おうとした。
あれは間違いだった?」
タマクティー・ジュン「あなたは賢く、優しい方だった、誠実であり故に強さがなかった。姉上をけなすのは結構だが的外れだ。
陛下はあなたが亡くなったとおっしゃった。なぜですか?」
マグラ「謀反に失敗して国に居られず逃げたまでです。死んだと言うのは姉の嘘。」
タマクティー・ジュン「あなたはただ謀反を起こしたわけではない。陛下が愛した男と共に逃げたのです。」
マグラ「あんな形で姉を気づつけたくなかった。
ジャーラマレルは姉の連れ合いとして権力をふるう事よりも私と逃げることを選んだのよ、理性を働かして思いとどまることは出来ない。わかるでしょ?」
タマクティー・ジュン「ジャーラマレルは今どこです?」
マグラ「知らない、子供が生まれる前に姿を消したわ」
タマクティー・ジュン「子供たちの正体も知らず血の果てまで追い続けました。まさかあなたの子だったとは」
マグラ「愚痴なら愚かな命令を出した姉に言えばいいわ」
「わたしたち(家族)を自由にしてくれますか?」
立ち去るタマクティー・ジュン。
裏切られるケイン
ケインは捕らわれた村で、村人と共に絹糸を作りをしていた。
繭が動いている事に気づき、そばにいた村人と話す。
村人の名はコーラ。
するとケインは手を止めるなと監視人に棒で叩かれる。
抵抗しようとしてさらに叩かれる。
夜、コーラはケインに毛布をかける。
なぜ助ける?と尋ねると昔父親に虐待され性のはけ口にされ、父親を殺したことを告白する。
ケインも昔のことを告白する。
妹がいて、父親が妹に権力を与えようとしたことを話す。
生きるためには奪い取らなければと学び、すべてを奪ったと。
監視の人数を確認し、制圧しようとケインは話す。
私が指揮をするために、私が何者か話せば皆納得するだろうと。
コーラは村長に面白い話を聞き出したと言う、、、。
そしてケインは再び捕らわれ、村長の元へ。
村長「お前には価値がある。噂が本当かまず確かめたい。
パヤンの君主が王位を継承する時には祝いの儀式で、王位を退く君主から魔除けが取り除かれ後継者の皮膚の下に埋め込まれる、本当にあるのか。」
ケインの胸のあたりからナイフで魔除けを取り出す。
さてこれをどう使おうか、、、。と立ち去る村長。
洞窟からの脱出
ババ・ヴォス達は洞窟の先で女性と会う。
こっちに来てと案内されるが攻撃される。
気絶されられ、目覚めると檻に閉じ込められていた。
洞窟の中には虫が光、わずかながら明かりがあった。
ババ・ヴォス達の所に女性が来る。
女性は「一度入ったものは二度と戻れない。私も同じようにされ、ここの仲間に認められるのに5年かかった。ここに来るとき若者に誘い込まれたんでしょ?
私の子よ。生まれてすぐおかしいと気づいた。村の人にもすぐ気づかれ、守ろうとしたが冷やかされ、唾を吐きつけられ、殴られ、もっとひどいこともされた。
父親はすぐ出ていった。息子は成長するにつれ、怒りをため込んである日限界を超えた。
乱暴した相手を仕返しを始めた。寝ているのを殺し、恐怖で逃げ惑う人を追いかけ殺した。
もし一人でも生きてここを出られたら、息子の息の根を止めて。」
ハニワ「私がやる。」
女性の手ほどきで檻から出る。
上に上昇する檻に着き、ババが縄を引き、みんなは上へ。
敵に気づかれたババ・ヴォスは敵と戦闘になる。
上に上った三人は、縄を引こうとするが壊れる、、、。
敵を倒したババ・ヴォスは自力でロッククライミングのように上に登る。
そしてなんとか地上に戻る。
マグラを助けるブーツ
タマクティー・ジュンが「あなたのお仲間でしょう?」とブーツをマグラのもとに連れてくる。
ブーツはみんなとはぐれたと言う。
ブーツ「みんなはあんたに頭を下げていた、つまりあんたは大物ってわけだ、俺がそばにいて強くしてやる。誰にも出来ないことが俺には出来る。もし家来にしてくれればあんたにしか出来ないことを実現してやる。黙っててもみんながひれふすくらいになったほうがいい。
こっちの条件は一つ。辛く当たらないでほしい」
ブーツを家来にするマグラ。
外に出たマグラはタマクティー・ジュンに何が起きたか聞く。
タマクティー・ジュンはマグラに紐のメッセージを渡し、それの送り主が女王を拘束したと。
指定の場所に金品を持っていかないと姉上が、、、とタマクティー・ジュン。
ブーツは「あんたの姉さんをさらった犯人がここに来ている」と話す。
そこには兵士に混ざって相手のシャドウの姿がいた。
感想
裏切りのブーツ
ブーツは結局ババ・ヴォス達から離れ、マグラの家来になったけど、家族よりも権力を獲っちゃたのね、、、。
結果としてマグラも家族っちゃ家族なんだろうけど、ババ・ヴォス達を裏切ったのは残念だったな。
母親でさえも洞窟に閉じ込めちゃうんだからよっぽど酷い経験をしてきたんだなと思う。
単純に目が見えない世の中=目が見える人は神と扱われると思いきや、そうじゃなく邪悪な存在なんだから不思議ですよね。
そしてやはり目が見えない人の戦闘に違和感を感じる、、、。
ケイン姉妹
ケイン姉妹の関係が明らかになりましたね。
姉は父親の死後、国や妹を守ろうと頑張ったけど、権力を持っちゃうとおかしくなるタイプの人間で、父親もそれを見抜いていて、妹にお前が統治しろと託していた。
確かに変な人だったもんね(笑)
視聴者一同納得の意見だと思う(笑)
マグラは統治しようとしたけど、タマクティー・ジュンが反対し、謀反に失敗。
結局、ジャーラマレルと一緒に国から逃げたと。
どんな謀反の仕方だったかわかんないけど、ジャーラマレルは目見えるんだからなんとかなったと思うのは著者だけでしょうか、、、???
なんかマグラよりケインの話聞いてると可哀そうに思える。
妹を守ろうとしたけど結果裏切られたんだもんね。
なんかおもしぇ~し。
最後に
こちらの作品はApple TV+オリジナルドラマにて月額600円で視聴出来ます。
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まだまだラインナップは少ないですけど海外ドラマファンなら必見です(*'▽')
この作品のおすすめ度 4 / 5 点