ついにジャーラマレルの啓蒙の家へ!?Apple TV+オリジナルドラマ「SEE 暗闇の世界」シーズン1 最終8話 あらすじ&感想

この作品は、世界はウイルスに犯され、人々の目が見えなくなった盲目の世界での話。

前回までのSEEは、ケイン女王の救出に成功したタマクティー・ジュン、マグラ一行だったが、女王としての権力を間違った方向に向けるケイン女王に対して、王権剥奪を視野に入れる。

一方、ハニワとコフンはババ・ヴォスと別れ、ジャーラマレルがいる啓蒙の家に続く道を歩み始めた。

第7話を振り返りたいあなたはこちら→

ネタバレあります

海外ドラマ「SEE 暗闇の世界」8話

登場人物

・アルケニー

ババ・ヴォス(ジェイソン・モモア) → 村の族長、マグラの夫、双子の義理の父

マグラ(ヘラ・ヒルマー) → ババ・ヴォスの妻、双子の母親、ケイン女王の妹

ハニワ(ネスタ・クーパー) → 双子の女の子、目が見える

コフン → 双子の男の子、目が見える

パリス(アルフレ・ウッダード) → 魔術師と言われている

ボウ・ライオン → ババ・ヴォス達と一緒に逃げるアルケニー族、シャドウ

・ジャーラマレル → 双子の本当の父親、目が見える

・ブーツ→ジャーラマレルの息子、双子たちの弟

カンザス・ダム

ケイン女王(シルヴィア・フークス) → 敵の女王、マグラの姉

タマクティー・ジュン ケイン女王の部下、将軍

あらすじ

啓蒙の家

  

ハニワとコフンが橋を渡った先に照明が灯り、ジャーラマレルが現れる。

ジャーラマラルに案内され、啓蒙の家にたどり着く。

そこは元々は刑務所で発電機で電気で明かりが付き、お湯も出て、暖房も点く。

そして「みんな待っている」とジャーラマレルは言う。

中に案内されると「君たちの兄弟姉妹だ」と、

オーロマン、シェヴァ、ノニ、サミー、シーナ、ハイヤ、ホヴァーの合計7人を紹介される。

皆歓迎ムードで暖かく向かい入れる。

ハニワとコフンは独房の部屋を自分たちの部屋だと案内される。

そしてシャワー室も案内される。

二人はまだ不安げな表情。

コフンは家族なら一緒に寝ないと、とハニワと一緒に寝る。

二人は「父さんに会いたい」と言う。

ケイン女王を退位させる!?

タマクティー・ジュンはコーラの首根っこを捕まえ、テントに連れていき、ブーツに「この女には誰も近づけるな」と指示を出す。

タマクティー・ジュンとマグラと村の片隅で話をする。

タマクティー・ジュンは「あなたは正しかった、姉上を支持すれば後悔すると警告しましたね、だがさすがのあなたもここまでとは想定してなかったでしょう?」

タマクティー・ジュン「兵は家族を失った。誰が謀反を起こしてもおかしくない、

もし彼らが女王の行為を知れば、暴走は止められません」

マグラ「もしも?確信がないでしょ?」

タマクティー・ジュン「この事実を知っているのはマグラ様とそれがし(自分)、あの魔術師、女王といた女(コーラ)、女は監視させています」

マグラ「女王自身もよ、兵士達は女王が言葉を発するのを待っているが、この状況でどう事実を隠すと言うの?」

タマクティー・ジュン「今後は女王としてあの建物から出るのを遠慮してもらいましょう」

マグラ「どういう意味かしら?」

タマクティー・ジュン「我々は取りうる選択肢は2つあります、

まず一つは、女王が自らの意思で王座を退き、妹ぎみを後継者として任命して統治をゆだねることです、

二つ目は、生きた姿であの建物を出ない事」

マグラ「あなたがなんと言おうと、姉は退位しません」

タマクティー・ジュン「それがしには無理です、あなたからお話下さい」

マグラはじっと前を見つめる、、、。

ブーツまた裏切る?

テントの中ではコーラがブーツに話掛ける。

コーラ「あんたマグラ王女の家来だろ?、昨日まで私は奴隷だった、誰より残酷な男のね。

それがマシな選択だからしょうがなかった、でももっといい選択が見つかったんだ」

コーラはブーツの背後にそっと近づく。

コーラ「王女になんの恩義があるんだい?

忠誠心を抱いているんだろうが将来や命まで預けるのかい?

それでいいのかい?私がこの危機を乗り越えたら陛下から見返りがある、

手を貸してくれるんだったら、あんたの事も陛下にうまく取り計らってやるよ、

そりゃ王女の家来も悪くないだろうけど、陛下の側近になるほうがよっぽどいいよ」

ブーツが考えを巡らせるように前を向く。

ケイン退位せよ

マグラは村の作業場で横たわって休んでいるケイン王女に顔を近づけ、持っていた紐をケインの胸の上にそっと置く。

ケインはそれを受け取る。

ケインはそれを指でなぞり読む。

マグラ「思い出すわ、こうなる前の事、姉上にも分別があった、

あの頃の姉上を私は忘れません。今もあの分別が残っていることを願ってここに来た。

お願いだからこの現実を潔く受け止めて、賢明な判断をして下さい。」

ケイン「退位せよと?」

マグラ「それに捺印し署名して、兵の前で読み上げて下さい、今すぐに、

そしてこの私が新たな王として統治すると、受け入れて」

ケイン「途方もないことを考えたものだ、見くびるでない、

お前の為にそんな事するものか」

マグラ「私のため?」とケインから離れ、体を起こす。

マグラ「どちらでもご自由に、私は慈悲の心と父上の思い出に免じて申し上げているの、

受けるも拒むも姉上が選ぶことです」

ケイン「私が選ぶのではない、分かるだろ?王位は安易に放棄するものではない、

殺すと脅しを掛けられ、命惜しさに欲しがるものにくれてやるわけにはいかん」

迫るようにケインはマグラに顔を近づける。

ケイン「王や女王を選ぶのは神々のみ、選ばれたら死ぬまで全うする、

そうともそうでなければ、なんの権威も正当性もない、

王位は愚か者たちのまやかしとなるだけ」

マグラは顔を背ける。

ケイン「王位が欲しければお前が将軍のナイフを奪うしか、、、」

マグラ「神の掟だの神の声だの神の言葉だの、

ご自分の意思を通すためによくもされ事を次々と、さすが姉上、

こういう所で死ぬのがお似合いかもしれませんね、

神を味方だと言い張るそばから、かつての自分が権利として手にした物の全てを一つ一つその身から引きはがらせて命を終えるのよ、こちらはあくまでも退位を求めます。

従うも従わざるも姉上次第ですよ」

ケインを突き飛ばすと背中を向けて去っていく。

ケインは呆然と座り込む。

ジャーラマレルへの不信感

次の日ハニワとコフンにジャーラマレルは学習室や図書室を案内する。

ジャーラマレルは本棚の前で目が見えることは呪いだと考えたこともあると言う。

色々探し回ったが、目が見える人はいなかった。

だから子供たちを誕生させたと言う。

コフンはマグラや自分たちを捨てたことを責める。

ジャーラマレルは選ばれたものとしての使命があると言う。

コフンはジャーラマレルに対して不信感を抱いていた。

ハニワはその意見に反対する。

ジャーラマレルは二人を石炭室に案内する。

石炭を利用して発電していると言う。

これからは見える人を増やして光を増やすと言うが、それにコフンは「そんなのせいぜい10人だ、

見えない人の世界に光が必要か?」と反発する。

ジャーラマレルは「自然の世界の中では見えるより、見えない者の方が異常なんだ」と話す。

「ビジョンを持つ我々は責任がある。」と言い、その場を去る。

石炭室にいたオーロマンはコフンに「分かるよ、彼の意見にはすぐには馴染めない。」

コフン「彼は自分を神だと思っているのか!?自分たちが神!?」

オーロマン「いいや神じゃない、だが新種の人類だ、

闇の中で怯えた動物のように生きた500年を経て真の可能性を実現する為に蘇った人類」

コフン「怯えた動物?」

顔を近づけ睨みつけるコフン。

コフン「いつか俺の本当の父さんに会わせたい」

オーロマン「来たばかりの頃は僕も戸惑った、君は見る力を持っていながら闇の中でずっと何も見ずに生きてきたんだ、今に分かるさ、ジャーラマレルが僕たちを生み出した目的が」

コフン「世界に光を取り戻すため?」

オーロマン「その通り」と言い、棒を押し付け手伝えと言う。

コフンは自分の部屋にいると通路の先でジャーラマレルが通ったのを見て、静かに近づく。

ジャーラマレルは大佐と呼ぶ人物と話をしている。

大佐はハニワとコフンがこの場に来ていることを知っていて訪れていて、将軍が引き渡してほしいと言っていると言う。

ジャーラマレルはハニワは渡すがコフンは渡さないと言う。

コフンはその話を聞いて、後ずさりし後ろを振り返ると背後にオーロマンが立っていた。

コフン「俺たちの話をしていた」とうろたえるコフンを殴る。

一方自分の部屋の鏡で自分を見つめていたハニワは背後からオーロマンに口を押さえつけられる。

森の中ではババ・ヴォス達が現地の村の人にケガをしたボウを泣く泣く預け、先に進む。

夜、森の中で寝ていたパリスは嫌な予感がしたのか突然飛び起きる。

ジャーラマレルの本性

コフンは独房の中で目を覚める。

閉じこめられていて扉を叩き、助けを求める。

その部屋の前を担架で運ばれるハニワ。

家の外で馬車に担架が固定され、運ばれてしまう。

ジャーラマレルは「こうするしかない、残念だ、見込みのある子だった」

オーロマン「で?コフンは?」

ジャーラマレル「見られたのか?」

オーロマン「何もかも、、、」

ジャーラマレル「やっと会えた二人なのに残念だ、、、」と言う。

タマクティーが!!!まさかの展開!!!

マグラは顔をゆがめて立ち尽くしていた。

そこにタマクティー・ジュンが話掛ける。

タマクティー・ジュン「十分説得なさった」

マグラ「まだよ」

タマクティー・ジュン「立場が逆なら姉上はあなたを見捨てています。

マグラ「確信があるの」

タマクティー・ジュン「はい。かなり。それに心のどこかではあなたもお分かりのはず、

あなたは悪くありません。父君も賛成なさるでしょう」

マグラは唇をくすぶり小刻みにうなずく。

タマクティー・ジュン「手早く済ませます」

二人は作業場にいるケインのもとに行く。

ケインは魔術師が来たと勘違いしている。

タマクティー・ジュンに紐を渡し「余は退位を宣言する」言う。

茫然とするタマクティー・ジュン。

何かに気づいたタマクティー・ジュンは振り向くとブーツがタマクティー・ジュンの胸にナイフを突き刺す。

マグラは「やめて!」と叫び、ブーツを離れさせる。

タマクティー・ジュンはケインをつかみ立ち上がらせる。

突き刺さったナイフをケインに握らせ自分に突き刺す。

タマクティー・ジュンは目を見開き、ゆっくり膝まずく。

口から血がしたたり落ちる。

ケインがタマクティー・ジュンのまぶたに手を当てまぶたを閉じさせる。

タマクティー・ジュンに駆け寄るマグラ。

ケイン「マグラ、犬に噛まれたらどんな忠犬でも思い知らさねばならん。

どんなに可愛くても始末せねばならん」

マグラ「私たち殺される、外にいる彼の兵がこれを知ったら」

ケイン「いや、彼の兵ではない、貸していただけだ、兵にはこう伝える。

将軍は女王が負傷したことに責任を感じ自決した、昔ながらの作法で、

忠誠を尽くしたのだと。

お前と私が矛盾する話をすれば混乱を招くだけだぞ、

兵は混乱し我々の首をはねるだろう。

それより二人で共に彼の死を伝えるのだ。

難局を乗り切るために、女王は妹と肩を並べて兵を率いていく、

即位後初めて妹を側近にすると、、、恐れるな、、、私がそばについている」

そう言ってケインはマグラの手を握る。

裏切りのジャーラマレル

コフンはジャーラマレルにトリバンテ族にハニワを引き渡したことを責める。

ジャーラマレルは彼らと協力しないとここも家族も女王に滅ぼされていたと言う。

ジャーラマレル「こちらの視力と彼らの兵力があれば女王を制圧できる。

逃げも隠れもせず我らは神と崇められる。それには犠牲も必要」

コフンはジャーラマレルを睨みつけ、頭突きを食らわせる。

コフン「あんたの息子じゃない!このイカレ野郎!」

ジャーラマレル「口を慎め、能力を持ちながら情けない奴だ」

ジャーラマレルはコフンを抑えている者に「裏口から外に出せ、子供たちには見られたくない」と耳打ちし、そっと拳銃を差し出す。

ジャーラマレル「残念だ、裏口から外に出してやるからここから出ていけ」

コフン「妹はどうなる!?妹を返せー!?」

ジャーラマレルはオーロマンに子供たちを食品貯蔵庫に移動させるよう指示を出す。

ババ・ヴォス正義の制裁

コフンは啓蒙の家の外に連れていかれ、拳銃を突きつけられる。

すると突然兵が血を流し次々と倒れる。

コフンは恐る恐る目を開けると目の前には剣を持ったババ・ヴォスの姿が。

二人はフェンスを叩きながら相手を威嚇しながら中に入っていく。

コフンはババ・ヴォスに兵の位置を知らせ、倒しながら前に進んでいく。

図書室でジャーラマレルとババ・ヴォスの対決になる。

ジャーラマレルは拳銃で対抗する。

目で相手を確認するジャーラマレルに対し、ババ・ヴォスは音と嗅覚で対抗する。

コフンは石炭室へ行き、バルブを回し、電気を止める。

視覚を頼りにしていたジャーラマレルは一気に劣勢になる。

激しくやり合う二人にライフルを持ちオーロマンが近づくが、コフンがバットで殴りつける。

ババ・ヴォス「これが報いだ」とジャーラマレルの両目に親指を突っ込む。

ジャーラマレルは痙攣している、、、。

タマクティー亡き後

槍を持った兵たちの前でケインは話す。

タマクティー・ジュンは女王を守り切れず、王国を汚したと自ら命を絶ったと説明。

演説中マグラが途中から割って入り演説をする。

マグラ「新しい世界では魔術師狩りは無用です。曹長!ラベンダーの道へ進みましょう!」

曹長「行くぞー!」

一同賛同。

ケイン「いい演説だった」

マグラ「私の家族を探しに行く、嫌とは言わせません。

私たちの兵が魔術師と言うのも許しませんから」

ケインは首をかしげて「私たちの兵?目指すは目が見える者たちの王国か?

ともなればこの私も見える子供を産まねば。

ジャーラマレルには昔拒まれた、もうあの男を迎える気はないぞ」

マグラ「何が言いたいの?」

ケイン「息子の話を聞かせろ」

ケイン女王一行は村を焼き払い、ラベンダーの道に向かう、、、。

ハニワを取り戻す旅へ

橋ではパリスが待っていた。

コフンはパリスと抱き合う。

三人は橋を戻っていく、、、。

感想

タマクティーの死

まさかのタマクティーの死( ゚Д゚)

やっぱケインはクソ女王ですね~。

ほんっと自分の事しか考えてない、呆れてきます。

忠犬を殺してまで自らの身を守るとは、、、。

ブーツもブーツでなんか読めない子ですね。

タマクティーはブーツを脅してたから殺すのなんとなくわかるけど、結局誰の味方なんだかよくわかりませんな。

マグラガンバ!( ̄▽ ̄)

ジャーラマレルは最低野郎だった

ジャーラマレルは結局目が見えることを利用して、世の中支配したいだけの最低野郎でしたね( 一一)

終始コフンに賛同してました

ババ・ヴォスが出てきてジャーラマレルに目つぶしくらわしてるシーンはスカッとしましたね(; ・`д・´)

大体にして刑務所に住むなんて、またウォーキングデッドかよって思いましたよ( 一一)

刑務所に住むやつなんてろくな奴じゃないでしょ、閉じ込める気マンマンじゃん!

どうなるシーズン2!?

ケイン女王一行はこれからラベンダーの道に向かうようだがコフンたちと鉢合わせするのかな?

なんにせよシーズン1ではマグラしか共通点がなかったババ・ヴォスらとケイン女王。

それがシーズン2でどう絡み合っていくのか楽しみですね(*'▽')

最後に

こちらの作品はApple TV+オリジナルドラマにて月額600円で視聴出来ます。

さらにiPhoneやiPad、Mac1台購入につき、1年間無料で視聴出来るそうです。

まだまだラインナップは少ないですけど海外ドラマファンなら必見です(*'▽')

この作品のおすすめ度 4 / 5 点

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