
この作品は斎藤洋さんの児童文学作品で、1986年に講談社児童文学新人賞入選作、1987年に講談社から出版されました。
1991年にNHK教育テレビで放映、2016年に劇場アニメ化されました。
著者はこの作品をAmazonプライムビデオでなんとなーく何を観ようか検索してたら出てきたので、なんとなーく期待しないで観てみて、あらびっくり面白いってなったので、今回紹介しようと思いました。
大人から子供まで楽しめる、ほっこりする作品です(*'▽')

目次
映画「ルドルフとイッパイアッテナ」
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この作品は現在Amazonプライムビデオにて配信中(*'▽')
月額500円とお手頃価格で30日間の無料期間もあります。
※2019年12月時点での情報ですので、現在は配信が終了している場合がありますので詳しくは公式ホームページをご覧下さい。
この作品はこんな人にオススメ
・ファミリーで映画を楽しみたい
・アニメーション作品が観たい
・ほっこりする映画を観たい
・猫が好き
・鈴木亮平、井上真央さんが好き
あらすじ
黒い子猫の主人公ルドルフという猫は、小学生のリエちゃんに飼われていて、ルドルフもリエちゃんもお互いの事がが大好きで幸せそうに暮らしていた。
ある日、ルドルフは魚屋から逃げる途中で誤ってトラックに乗ってしまい、東京の江戸川まで行ってしまった。
もちろん元の町の名前も場所もわからず、知り合いも誰もいなかったが、そこで知り合ったイッパイアッテナと名乗る野良猫の親分に出会う。
ちなみにイッパイアッテナという変な名前は、その猫が近所の人からいろんな名前で呼ばれるから、ルドルフに「名前は?」と聞かれた時に、名前がいっぱいあったから「名前はいっぱいあってな~」って答えたのをルドルフはそれが名前だと勘違いしたことからその名前になった。
イッパイアッテナは野良猫として生きる術を沢山知っていて、特に前の飼い主に文字まで教わっていて、読み書きが出来、それをルドルフに教えた。
ルドルフはイッパイアッテナに学校の図書館に連れていってもらい、沢山の知識を得た。
ある日、学校でテレビを観ていると(正確には学校の先生が観ていた)、甲子園に出場した県立岐阜商業高校の地元紹介映像が流れ、ルドルフが岐阜から来た事が判明する。
そこで車に岐阜と書かれた車両に乗れば帰れると考えたルドルフは、「ギフ」と両開きのバックドアに書かれた車両を発見し、意気揚々と乗り込む。
しかーし、その車は「ギフ」と書いていたのではなく、扉を閉じると「ギブ&テイク」と書かれていて、ドアの片側が開くと「ギフ」しか見えていなかったのだった。
ルドルフはイッパイアッテナの助けで何とか車を降りる。
意気消沈したルドルフだったが、商店街の「岐阜バスツアー」のチラシを発見し、これに乗れば岐阜に帰れると期待するが、、、、。
ココが見どころ👀
1.猫の気持ち
ルドルフはエリちゃんに愛されていました。
もちろんルドルフ自身もエリちゃんの事が大好きでした。
その相思相愛関係が現実でもそうであってもらいたいなと思います。
著者は猫が好きですが、猫って何考えてるかわからないじゃないですか?
本当にこっちの事をご主人様って思ってんのかこいつってよく思ってたんで、この作品のように猫側も大好きって思っててもらいたいなって願いたいです。
まぁ、なんて言うか、理想の相思相愛関係が表現されていますね(*'▽')
2.成長していくルドルフ
岐阜から東京に来たときは、ルドルフは世間知らずの飼い子猫でしたが、イッパイアッテナやブッチーと一緒にいるうちに徐々に成長していきました。
イッパイアッテナを名前だと勘違いしたのも世間知らずから来ていると思います(笑)
特にイッパイアッテナに文学を教わったシーンは、ツッコミ所満載でしたが、まぁ児童文学作品ですからね、夢があってすごく良かったです。
字まで書いちゃって、、、(;'∀')
イッパイアッテナの為に、ブルドックとも対戦したり、子猫から大人の猫に成長していました。
3.ラストシーンは予想外!?
この物語ってルドルフがリエちゃんのもとに帰ってめでたしめでたしになるって思ってません?
全然違うんですよね(;´・ω・)
リエちゃんの件に関しては、悲しい結果に、、、。
児童をこんなに悲しい思いさせていいのだろうか!?って思うくらい、胸が張り裂けそうなつらい話でした。
最終的にはハッピーエンドでもちろん終わりますが、イッパイアッテナの元の飼い主の行動もちょっと疑問、、、。
まぁ深く考えないことにしましょう(*'▽')
4.豪華声優陣
豪華声優陣にも注目👀
・ルドルフ - 井上真央
・イッパイアッテナ - 鈴木亮平
・ブッチー - 八嶋智人
・デビル - 古田新太
・トラック運転手 - 毒蝮三太夫
絵本世代で朗読されていた初代ルドルフ役。
・ミーシャ - 水樹奈々
最後に
この作品はファミリー向けの映画ですので、ぜひ家族と一緒に観てくださいね。
あと、猫を飼う時は責任をもって最後まで飼う事(笑)この作品を観て余計そう思いました。
この作品のおすすめ度 4.4 / 5 点
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