こんにちは、海外ドラマ大好き歴約20年のハムティティです。
今回は「メイドの手帖」を紹介します。
この作品はNetflixのリミテッドシリーズで、2021年10月から配信開始されています。
原作は、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーとなったステファニー・ランドの自叙伝『Maid』に基づいて製作されています。
夫からDVを受けた主人公が虐待から逃れ、少しでも娘にいい暮らしをさせたいと、メイドの仕事をしながらギリギリの生活を送るが、夫の干渉や貧困やホームレス問題に悩まされるというお話です。
様々な問題に絶望しながらも母親としてたくましく生活する様が、すばらしく共感できるストーリーとなっています。
来年度のリミテッドシリーズのエミー賞ノミネートは間違いないのでは?と早くも思えるほど素晴らしい作品となっています!
目次
「メイドの手帖」はこんな人にオススメ
・シングルマザー
・DVに悩んでいる
・心温まるストーリーが観たい
「メイドの手帖」の評価
気になる「メイドの手帖」の評価をIMDb(インターネット・ムービー・データベース)にて調べたところ、
引用:IMDb
8.6との高い評価でした。
絶望と好転が繰り返されるので、終始ハラハラさせられたので、妥当な評価だと思います。
ハムティティのおすすめ度 4.8 / 5 点
「メイドの手帖」のキャスト
・アレックス(マーガレット・クアリー)
・ホームレスのシングルマザー
・エッセイ書きの才能を持っている
・マディ
・アレックスの娘
・ポーラ(アンディ・マクダウェル)
・アレックスの母親
・アートの才能を持っている
・自己中心的でぶっとんだ性格をしている
・彼氏とトレーラーハウスで暮らしている
・ショーン(ニック・ロビンソン)
・アレックスの夫
・飲酒すると手は出さないが言葉や物を投げたりなどの暴力をふるう
・バーテンダーとして働いている
・ネイト
・アレックスの友人で、車を貸してくれるなどとても親切
・ハンク(ビリー・バーク)
・アレックスの父親
・レジーナ(アニカ・ノニ・ノーズ)
・アレックスがメイドとして働いた豪邸の家主。
・弁護士
・デニース(B・J・ハリソン)
・DVシェルターの職員
「メイドの手帖」のあらすじ
ある1人の母親が貧困と虐待に立ち向かい、逆境を乗り越えながら、自分の人生を取り戻していく姿を描く希望の物語。
引用:Netflix
「メイドの手帖」のココが見どころ👀
シングルマザーの苦悩を見事に表現
この作品の一番の見どころは、シングルマザーの苦悩を見事に表現している所です。
特に金銭面。
多くの女性は出産を機に、一時的でも仕事を辞めて子育てに専念します。
その間は夫に稼ぎをゆだねることになりますが、相手がこの作品のようにDV夫だったらさぁ大変!
主人公アレックスは特殊な環境で育ったことも災いして、さらに大変!
母親もちょっとぶっ飛んじゃってる?ちょっと変わった人、、、期待できない!
DV夫から逃げたのはいいけど、どこに行けばいいのか、、、。
DVシェルターにたどり着いたけど、ここも期間限定、、、。
っていうか、筆者もDVシェルターの存在を始めて知りましたが、意外とちゃんとしていてびっくり!
人も優しい人達で素晴らしいと思いました。
お金のないアレックスは家政婦の仕事を始め(家政婦とはいっても内容は結構ヘビーで自分だったらやりたくない)、なんとかやりくりしようとするが、気の毒なくらいトラブルに巻き込まれる。
仕事中も娘の面倒を保育所なり、なんなりに面倒をみてもらわなきゃいけないし、本当に大変そう。
DV夫も禁酒して「もう大丈夫だから」と宣言するが、やっぱりダメ男は死んでも治りません。
アレックスは常に金銭・住む場所・娘の保育場所に悩まされるのです。
自分の夢
アレックスにはエッセイを書いたり、文才の才能がありました。
子供は産んだけれど、自分の夢を掴むことを諦めず、最後は遠いモンタナの町の大学に通いながら、母と娘と共に人生をやり直す旅に出ました。
大学に通うために奨学金を得なきゃいけませんでしたが、その手続きも大変。
一時はその件でDV夫に半分監禁状態の目に遭いましたが、なんとかDV夫が目を覚ましてくれた。
最後にハッピーエンドになってくれて本当に良かった。
アレックスに好機をもたらしてくれたのは、家政婦として働いた豪邸に住んでいたレジーナ。
彼女が様子のおかしいアレックスに手を差し伸べてくてたのだが、アレックスの凄い所は、おんぶにだっこしないところ。
レジーナが「ここに住んでも構わない」と言ったが、それには便乗せず、自分の力で人生を立て直した。
見てるこっちは「住んじゃえば」って思ったけど、人にすがらない所が素晴らしいです。
DV問題
筆者は幸いにもDVにあったことがないので知りませんでしたが、
主人公アレックスは「夫から直接暴力を振るわれたわけではなく、モノが飛んできて、危ない目にあったり、酷い言葉を浴びせられた」という事から、これは直接手を出したわけではないからDVではないと思っていました。
しかしこれは立派なDVで、精神的DVにあたるそう。
でも、精神的DVは裁判等ではあまり優位に立てないそうで、相手が親権を求めてきたら、収入がしっかりしてないと勝ち目は薄いらしい。
そもそもDV被害者は「自分に悪い所があるから、相手を怒らせている」と思い込んで、通報もしない。
自分がDVを受けていることすら気づかないパターンが多いそうです。
ですので、この作品を観て、DVを受けているかも、、、と気づくきっかけになればと思います。
親子共演
主人公アレックス役のマーガレット・クアリーと、母親役のアンディ・マクダウェルは実の母と娘だそうです。
「メイドの手帖」を視聴するなら
この作品はNetflixにて視聴出来ます。
料金プランは以下のようになっています。
プラン | 料金 | 画質 | 同時視聴できるデバイス数 |
ベーシック | 990円 | SD(標準) | 1台 |
スタンダード | 1,490円 | HD(高画質) | 2台 |
プレミアム | 1,980円 | UHD 4K(超高画質) | 4台 |
注)他の動画配信サービスのように無料期間はありません。
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