2017年に日本で公開。
猫好きな方には持って来いの、まさに理想の猫の姿と言えるのではないか?という作品です。
目次
映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」
・猫が好き
・実話の物語が観たい
・人生の逆転劇を観たい
面白かった映画👀
— stop vivisection (@hana_ko45) June 9, 2019
★★★★
『ボブという名の猫』
とくに茶トラ好きには必見の映画です😍 #おすすめ映画 #猫映画https://t.co/Kgklv1lb0b
あらすじ
主人公ジェームズはロンドンの街でストリートミュージシャンとして暮らしていて、家も金もなく、路上で歌って得たお金だけを頼りになんとか生活していました。
その為、食事をとることもままならない、挙句の果てにはヘロイン中毒者でなんとか薬を断とうとしていたが、なかなか抜け出せずにいました。
運命の出会い
ある日、友人と一緒にヘロインを使用し、意識を失い、病院へ搬送されます。
そこで出会ったソーシャルワーカーのヴェルの助けで、更生プログラムに入るとこになりました。
ヴェルはジェームズに住むアパートを手配してくれて、絶対に薬には手を出さないと固く決心します。
その日の夜、風呂に入っていると、一匹の猫が迷い込んできました。
ジェームズは餌をやり、とりあえず一晩だけ泊めて、次の日から飼い主を探しました。
しかし、飼い主は見つからず、仕方なく外に放してやりますが、家に戻ると、家の前に猫が戻ってきていました。
猫の体をみると、傷を負っていました。
同じアパートの住人の女性ベティに助けを求め、家に入れてもらい応急手当をしてもらいます。
しかし、完全な治療のためには抗生物質が必要で、動物病院を紹介してもらい、治療を受けることにしました。
この時、猫にボブと名付けます。
お金は街でたまたま会った父親から受け取ったお金で払います。
この病院の待ち時間が長かったせいで、ヴェルに会う予約があったが、行けなくなってしまいます。
その後、ヴェルにきつく忠告を受け、ジェームズは事の次第を説明しますが、女性と関係を持つのはまだ早いと警告されました。
感情のコントロールがうまく出来ていないので、マイナスに落ち込んだ時にまた薬に手を出してしまうのではないかと言われます。
人生の転機
ジェームズはいつものようにストリートライブに出かけようとしますが、ボブがついてきてしまいます。
追い返そうとしますが、バスの中にまで乗り込んできてしまい、仕方なく一緒に行くことにしました。
ボブを肩に乗せて歩いていると行き交う人々から、「可愛いですね、写真を撮っていいですか?」と声を掛けられます。
そしていざストリートライブを始めると、ボブ効果もあり多くの人々が足を止めてくれるのでした。
稼ぎの方も上々で、その後も一緒にストリートライブをし、稼いでいきます。
食事もまともに取れるようになり、ベティとの距離も縮まっていきました。
立ちはだかる困難
ある日、ジェームズの昔の薬中仲間がアパートの外で倒れていて、救急車で運ばれますが、ヘロインの過剰摂取で亡くなってしまいます。
ベティはジェームズに自身の兄もヘロインの過剰摂取で亡くなっていて、薬物中毒者を避けていると告白します。
(この時まだジェームズは薬のことは話していません)
いつものようにストリートライブをしていると、観客の一人が絡んできて、荷物に犬のオシッコを掛けられます。
このことで騒動になってしまい、ジェームズは警察に捕まってしまいます。
ジェームズは無実とわかりすぐ釈放されますが、六か月のストリートライブ禁止令を受けます。
挙句の果てには、薬局で鎮痛剤を飲んでいるところをベティに見られ、距離を置かれてしまいます。
稼ぎ口がなくなったジェームズはホームレスの社会復帰を貢献する雑誌販売の仕事を始めます。
ストリートライブと同じようにボブと一緒に雑誌を売ると、そこでも人気者になります。
しかし、人気が出すぎて、他の販売員のテリトリー内で雑誌が売れてしまい、ルール違反の警告を受け、1ヶ月の販売禁止令を受けてしまいます。
ストリートライブ禁止の中、ストリートライブ禁止エリアで無理やりライブを行い、注意を受けたりもしながらもなんとか販売禁止の一か月を乗り越えます。
雑誌販売にやっと戻ったジェームズですが、ある子供がボブが欲しいと言い出し、その母親がボブを買い取ると強引に話を進め、断るジェームズ。
この言い合い時に、犬の散歩をしていたリードが手から離れ、犬がボブに向かってきて、ボブが逃げてしまいました。
必死にボブを探すジェームズですが、見つからず、自宅にも戻ってこなく、とても落ち込んでしまいます。
そして、自宅近くにいるヤクの売人の所に行き、ヤクを買おうとしまいますが、なんとか踏みとどまります。
家に戻ると、なんと!ボブが戻ってきていて、ジェームズは再会に大喜びするのでした。
再び運命が動き出す
強い味方が戻ってきたジェームズは、ヴェルにヘロイン中毒の最終段階である、鎮痛剤をやめる時期が来たと告げ、48時間の薬抜きを始めます。
薬抜きの間は様々な禁断症状に襲われますが、ボブの寄り添いがあってか、なんとか乗り越えます。
薬抜きに成功したことをベティに報告しようと会いにいくと、引っ越し業者が来ていて、ベティは引っ越しの真っ最中でした。
サヨナラではないとジェームズに連絡先と、ジェームズを探しているという出版社の名刺を渡します。
ジェームズとボブのストリートライブや雑誌販売は反響を呼んでいて、YouTubeの動画が沢山アップされていて、出版社の方が目を付けたそうです。
そして、本を出版し、発売記念日イベントでは大勢の人に祝福されるのでした。
ココが見どころ
この作品は実話という所が一番の見どころだと思います。
著者は実話というのを知らずに最後まで観て、最後の最後にビックリさせられました。
#奇跡体験!アンビリバボー ボブという名の猫 https://t.co/tbkVedyQnl @YouTubeより
— X (@PpuDj44oug8RQdM) August 5, 2019
主人公のジェームズはこの一匹の猫との出会いでまさに人生大逆転ですね。
幸運を招く猫、招き猫とは本当にこの事ですね。
自分の生活だけで大変で、食事もままならないのにも関わらず、ケガを負ったボブを病院に連れていき、自分の食事代を削って治療費を払って、、、、猫の恩返しでしょうか、、、泣けます。
この主人公はきっとボブがいなかったらヤクからも抜け出せずにいたでしょうね。
そして猫のボブがめちゃくちゃ可愛い(*'▽')
主人公の肩にチョコンと乗っかってお利巧にしている姿、
ストリートライブ中ギターの上にチョコンと乗っかっている姿、
ジェームズとボブがハイタッチする姿、
ヤクを抜いて必死に耐えている横でボブがチョコンと見守っている姿も何とも可愛い。
っていうか著者も昔猫を飼っていたのでわかるのですが、猫って言う事聞かないですよね???
なんであんなにおとなしくお利巧にしていられるのか???
飼い主を追いかけてバスまで乗っかちゃうとかもはや犬並みの思考ですよね(笑)
でも実話なんだからそういう猫もいるってことなんですよね。
まさに主人公を助けるために現れた、その使命、運命を持った猫だったんでしょうね。
まぁ、何はともあれ、なんとも猫好きにはたまらない作品ですよ(*'▽')
最後に
この作品を観ると猫飼いたいって思う方が多数だと思います。
猫に限らず他の動物でも言える事ですが、動物も一人の家族ですよね。
著者も猫を昔飼っていましたが、本当に良い出会いだったなって思います。
猫の生と死を見とどけて、猫を通して色々な経験をさせてもらったなって感謝しています。
なんか昔を思い出して泣きそう、、、(/ω\)
この作品のおすすめ度 4.5 / 5 点
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ちなみに著者はこの作品はU-NEXTにて視聴しました。
※2019年9月時点での情報ですので、現在は配信が終了している場合もありますので詳細は公式ホームページをご覧下さい。