こんにちは、海外ドラマ大好き歴約20年のハムティティです。
今回はNetflixオリジナルドラマ「ハリウッド」を紹介します。
この作品は第二次世界大戦後のハリウッド黄金時代を舞台に、無名の俳優や映画製作者たちが懸命に夢を叶え様とする姿を描いています。
彼ら彼女らの躍進が何とも感動的で微笑ましく、観ているこちらも嬉しくなってくる作品です。
ちなみに全7話の短編ドラマになっているので、短時間で観れちゃうのも嬉しいポイントですね。
目次
「ハリウッド」はこんな人にオススメ
・ハリウッド進出を目指している
・俳優や映画製作者を目指している
・若者が躍進していく姿を観たい
・ハリウッド黄金期を観てみたい
・昔のゲイの世界がどんなのだったのか興味がある
・「ビックバンセオリー」のシェルドン役のジム・パーソンズを観てみたい
・長い作品は苦手、短時間でサクっと観たい
「ハリウッド」の評価
気になる「ハリウッド」の評価をIMDb(インターネット・ムービー・データベース)で調べたところ、
7.6という評価でした。
筆者としてはこの評価以上に面白いと思いましたよ(*'▽')
「ハリウッド」のあらすじ
第二次世界大戦後のハリウッド黄金時代、王手映画スタジオであるエーススタジオには様々な人達が集まっていた。
きらびやかなエンターテイメントの世界で、俳優や映画製作者たちはどんな犠牲を払ってでも夢を叶えようと奮闘する。
引用:Wikipedia
「ハリウッド」のキャスト
・ジャック・コステル
演:デヴィッド・コレンスウェット
俳優志望の若者。退役軍人。
妊娠したばかりの妻がいたが、、、
・レイモンド・エインズリー
演:ダレン・クリス
駆け出しの映画監督。カミールの恋人。
・カミール・ワシントン
演:ローラ・ハリアー
黒人の新人女優。レイモンドの黒人。
新人だが演技力はバツグン。
・ロック・ハドソン
新人俳優。ゲイでアーチーの恋人。
演技力はちょっと、、、NG連発。
実在する人物で実際もNGの連発だったそう。
・アーチー
演:ジェレミー・ポープ
黒人の新人脚本家。ゲイでロックの恋人。
・クレア
演:サマラ・ウィービング
若手女優。カミールのライバル。
エーススタジオの社長夫人の娘。
演技力はまだまだ。
・ヘンリー・ウィルソン
演:ジム・パーソンズ
やり手の大物マネージャー。ゲイ。
実在の人物。
・エイヴィス
演:パティ・ルポーン
エーススタジオの社長夫人。
社長が病気で倒れたからは経営をまかされる。
・アーニー
演:ディラン・マクダーモット
ガソリンスタンドの経営者。かつては俳優を目指していた。
スコッティ・バウアーズという人物がモデルになっていて実際にガソリンスタンドで売春を斡旋していたとか、、、。
「ハリウッド」のココが見どころ👀
根強い人種やジェンダーの偏見
ゲイの世界
まずこの作品で多い描写としてゲイの世界がこの業界は深く浸透しているということ。
えっ!?この人もゲイ!?あの人も!?ってな感じで優秀な人ってゲイが多いのかなぁ?って思うほど意外に多かったです。
ちなみにこの作品は半分ノンフィクション半分フィクションという感じですので、あらがち間違ってないのです。(こういう世界もあっていいんじゃないかを現わしているそうです)
ガソリンスタンドもどき(ガソリンスタンドは表向きで本当はデリヘル的な感じ!?)でスタンド店員とホテル直行でやっちゃうし、、、そこには業界関係者も来るし、いやはやなんとも乱れまくった世界で、、、すっごいです。
金に困っている俳優の卵はそこで働いで食いつないでいく感じ。
そこは男女関係だけでなくゲイもOKというオールマイティーな店です。
そしてガソリンスタンドだけでなく業界の枕営業も、、、しかもゲイバージョン👀
「ビックバンセオリー」でシェルドンを演じたジム・パーソンズが圧巻のゲイ役を演じた!
しかもかなりゲスイ役!
相手を誘うブラ?を付けての妙な踊りは、俳優魂が感じられる圧巻の演技だった。
人種問題
ガソリンスタンドで働いたアーチーは、新人の脚本家だったが、作品が評価され、映画化が決まり、作品も大ヒット!
アカデミー賞の脚本賞まで取っちゃったが、その映画化が実現する前もアーチーが ”黒人” だからとスタジオ側も決定を拒んでいた。
配役についても、主演女優を選ぶ際も、演技はバツグンだった ”黒人” のカミールを採用するのも拒んでいた。
たまたまスタジオ側の会長が病気で倒れ、会長の妻が経営をバトンタッチしていたから採用されていたようなもので、会長側の布陣だったら周りの批判を浴びるような危険な橋は渡りそうになかった。
このスタジオ側の決定した理由が、”ここで決定しないと一生差別や偏見がなくならない、この作品をスタートにする” というのがめちゃくちゃ良かった(*'▽')
しかし実際、映画化と配役が決まると上映しないアメリカの州が発表されるなど、厳しい評価だった。
肌の色が黒いと一体なんなのか?我々日本人には一生かかっても理解できないものがそこにはあるんでしょうね。
アカデミー賞のレッドカーペットでアーチーはゲイの恋人のロック・ハドソンと手を繋いで登場すると周りから一斉にブーイングを浴びせられる。
主演女優のカミールも案内係に会場の一番後ろの席に座ってと言われたが、負けずに最前列に座った。
二人とも差別や偏見に負けないず、ここから道を切り開いていくんだ!という強い信念が観られてすごく良かったです。
そういった姿勢が今日に繋がっているんですね。
下からの這い上がりが爽快
この作品は俳優や脚本家などがみんな無名からのスタートになっていて、オープニングでも表現されているハリウッドの看板をみんなで協力して上り詰めていく様が表現されています。
枕営業など泥臭い所で名を売ったりもしたけど、最後は実力で賞を取っていて、その躍進していく姿が、なんとも微笑ましく、観ていて嬉しく思えます。
そこには人種もジェンダーも関係ない世界で、新人ならではの初々しさや爽快感があり、みんなこの気持ちを忘れないで欲しいですね。
「ハリウッド」を視聴するなら
この作品はNetflixにて視聴出来ます。
料金プランは以下のようになっています。
注)他の動画配信サービスのように無料期間はありません。
この作品のおすすめ度 4.4 / 5 点
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