海外ドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」シーズン1 あらすじ&感想 幽霊屋敷に住んだ、ある一家の物語

こんにちは、海外ドラマ大好き歴約20年のハムティティです。

今回は幽霊屋敷に住んだ事で、不可解な現象に悩まされる事となった、ある一家の物語を描いた「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」を紹介します。

この作品はサイコミステリー作家のシャーリー・ジャクソンの代表作『丘の屋敷』をアレンジしたドラマシリーズです。

現実と子供たちの少年時代と大人になった現在のちょっと前の話しを行ったり来たりしていて、徐々にそれらの謎の点が繋がり、紐解かれていく表現になっており、観終わった後は「そういう事か〜」と思わず唸る内容になっています。

もちろんホラー作品なので、背筋が凍るシーンもあり(ーー;)

ホラー好きには特にオススメの作品です。

果たして幽霊屋敷に潜む謎とは何なのか?

一家は無事に全員生還することが出来るのでしょうか?

オススメポイントも交え、探って行きましょう?

海外ドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」シーズン1

「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」はこんな人にオススメ

ホラー好き

幽霊屋敷で起こる不可解事件モノが好き

・幽霊モノを見ても平気

・背筋がゾッとする作品が観たい

「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」を視聴するなら

この作品はネットフィリックスにて視聴出来ます。

料金プランは以下のようになっています。

注)他動画配信サービスのように無料期間はありません

「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」のあらすじ

過去:ヒルハウスに住んでいたクレイン一家

20年前、『ヒルハウス』という大きな屋敷に住んでいたクレイン一家。

この屋敷にはほんの数ヶ月滞在する予定でいたが、不可解な出来事に悩まされるようになる。

クレイン一家

・長男:スティーブン・クレイン

 (小説家)

・長女:シャーリー・クレイン

 (葬儀屋)

・次女:テオドラ・クレイン(愛称テオ)

 (カウンセラー)

・次男:ルーク・クレイン

 (麻薬中毒者)

・三女:ネリー・クレイン(愛称ネル)

・母:オリビア・クレイン

・父:ヒュー・クレイン

 古い家を買い取って回収し、高額で売る仕事をしていた

まだ子供たちが幼い頃、末っ子のネルはよく首折れ女の霊を見るようになっていた。

そして、家には開かずの扉があった。

ある日、母がおかしくなったと父と子供たちは家から逃走する。

父は子供たちを安全な場所へ避難させた後、母をさがしに再びヒルハウスへ戻るが、母は帰らぬ人となってしまった。

そこで一体何があったか誰もわからぬままになっていた、、、。

現在:大人になっても不可解な現象に悩まされる

それから時が経ち、子供たちは大人になりそれぞれ自立した生活を送っていた。

スティーブは、自らの家族が以前住んでいた『ヒルハウス』で体験した不可解な事を小説として出版し、成功を収めていた。

そこにある日末の妹のネルから連絡が来て、様子を見に行こうとすると自宅にネルが現れる。

すると父から電話が来て、「ネルがヒルハウスで自殺した」と連絡が入る。

スティーブンが視線を戻すとネルの姿はない、、、。

葬儀屋を営んでいたシャーリーは、自殺したネルの死体解剖をする。

死体の隣に母の死体の幻覚を見る、、、。

20年前のルークは、寝室に宙に浮いたコートを着た男の霊に悩まされていた。

大人になってもその姿は見えていた。

現在:首折れ女の真相

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ネルは自殺前カウンセラーと結婚していたが、結婚から8ヶ月後ネルのもとに首折れ女がやってきて、その夫を殺してしまう。

その後ネルは吸い込まれるようにヒルハウスに行ってしまう。

屋敷の中に入るとみんなが待ち受けている幻覚を見る。

そこには亡くなった母や夫の姿もあった。

母の幻覚に誘導され、螺旋階段を登り、母からネックレスを受け取り、それを首にかけると実はそれはロープで階段から落下し、その衝撃で首の骨が折れる。

そして場面は過去をフラッシュバックし、自分が今まで見てきた首折れ女は実は自分自身だった事に気づく。

過去:不可解な『ヒルハウス』

以前ヒルハウスに住んでいた住民の母もおかしい行動をとるようになったが、夜は家を離れる事で改善したと聞いていた。

ある日嵐がヒルハウスを襲い、通路の窓などが割れてしまった。

壁板もふやけていて、調査を進めるとどこかで雨漏れがあるのではないかと父は疑った。

開かずの間が怪しいのではないかと工具を使い、無理やりあけようとするがびくともしなかった。

母が父に自分で書いた家の平面図を渡すが、母は自分で書いた事を覚えていなかった。

怪しいと思われる部分の壁に穴を開けると、そこにはミイラ化した死体が発見された。

現在:『ヒルハウス』に呼ばれる残された家族達

ネルの葬儀の後、テオと父は女の這いつくばった霊を目撃する。

さらにルークの姿がない事に気づき、ヒルハウスに行ったのではないか?と考え、父とスティーブンはヒルハウスに向かう。

父は「あの家は家族にとって良くない」と言う。

シャーリーの家の玄関を異様に誰かがノックする。

初めは子供の悪ふざけだと思っていたが扉を開けても誰もいない。

そこにテオも現れるが、その現象は収まらなかった。

事の重大さに気づいたシャーリーはテオと共にヒルハウスへ向かう。

その道中、ネルの亡霊が現れる。

ルークは一人でヒルハウスに向かい、中に入るとガソリンを撒き、火をつけようとライターを着火させ、床に投げるが、何故か着火しない。

すると階段には母の姿が。

そして誰かがルークを後ろから捕まえる。

過去:あの日母オリビアに何があったのか?

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母は頭痛に悩まされていた。

母はいつもの読書の部屋に入るとそこで大人になったルークとネルの死体を見る。

夢で昔の住人と話す。

目を覚ますと父の首元にドライバーを突きつけていた。

母は父に相談し、母だけ家から離れる事にした。

家を離れた母だったが、何故かその夜に戻ってくる。

そしてネルとルークとルークの友達のアビゲイルを引き連れて、開かずの間に入り、毒入りのティーを出す。

シャーリーが母が帰ってきている事に気付き、父に知らせる。

父はキッチンに殺鼠剤が置かれている事に不安を感じ、母を探す。

その時、アビゲイルが毒入りのティーを飲んでしまい、早くも症状が現れる。

そこに父が開かずの間に入ってきて、母を止め、子供達を避難させ、車で家から逃亡する。

家では前の住人の亡霊に追い詰められた母が階段から飛び降りる、、、。

現在:『ヒルハウス』との最後の戦い

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スティーブンと父はヒルハウスに乗り込むが、スティーブンが開かずの間に引きづり込まれてしまう。

そこには泡を吹いて気絶しているルークがいた。

必死に助けようとするスティーブン。

その頃、テオとシャーリーがヒルハウスに到着するが、二人も開かずの間に引き込まれる。

みんなが必死にルークを介抱し、ルークが意識を取り戻す。

ルークはそこにいるネルに助けられたと指を指すと、そこにネルの亡霊がいた。

ネルは知らず知らずのうちにみんなこの部屋を使っていたと言う。

開かずの間は、テオのダンスの部屋、ネルのおもちゃの部屋、母の読書の部屋、スティーブンのゲームの部屋、シャーリーのアルバムの部屋、ルークのツリーハウスだった。

そして、開かずの間の外にいる父の前に前の住人の亡霊が現れる。

その亡霊は今まで犠牲になった住人の事を話す。

そこに母の亡霊が現れ、父から離れるよう言う。

母はみんながこの家に戻ってきた事を嬉しいと言う。

しかし、母は父が子供達を連れ出して苦しめた、でもここに戻ってきたからもう安全だと言う。

父はここにみんないたら死んでしまうと母に言い、開かずの間を開けてくれと頼む。

再びルークが意識を失いそうになった時、開かずの間が開いて、子供達はすぐにルークを病院に運ぶ。

スティーブンと父はやることがあると言い、その場に残る。

あの日の情景が二人の目の前に再現される。

過去:真相

アビゲイルの親もアビゲイルがいないとヒルハウスにやってきて、アビゲイルの変わり果てた姿を見て泣いている。

父は「この家を燃やす」と言うが、アビゲイルの母は「娘がここにいるからダメよ」と言う。

アビゲイルの父も「この事は誰にも言わない、だからオリビアの事は誰にも言わない、子供達に詳しい話はする必要ない、子供達にも言わない」

アビゲイルの母も「ただしこの家はこのままにして、私たち以外誰にも入れさせず、この家に獲物を与えず飢えさせたまま残しておく、この子に会えるように」

アビゲイル父は「この家にはとてつもなく貴重な物が残っている、全部あんた達のものじゃない」と説得する。

現実:父との別れ

父はスティーブンに「子供達を大切に思っている、互いに思っている、お前達の父親で幸せだった」と言い、母とネルの亡霊がいる、開かずの間に入っていった。

開かずの間の扉が閉まる、、、。

スティーブンは父を残し、屋敷を後にする、、、。

「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」のココが見どころ👀

二つの時間軸

この作品は「屋敷に住んでいた子供達がまだ幼い頃の過去」と、

「大人になりそれぞれの暮らしを営んでいる兄妹達の現在」が並行して話が進んでいく構成になっています。

過去に事件があり、その前からの出来事を振り返りつつ、現実でも数々の不可解な現象に悩まされて、行き着いた先は過去に住んでいた屋敷に戻るという話です。

現実で見ている亡霊、過去に見ている亡霊にも意味があり、実は自分自身の未来の姿だったり、ジョジョに謎が解かれていかれ、「なるほど」と納得させられる内容になっています。

だから不思議と出てくる亡霊はそこまでめっちゃ怖いわけではなく、どこか見守っている、見つめている感が感じられたんですね。

ただしやっぱり怖い演出はしているので怖いことは怖いですよ(ーー;)。

燃やせなかった『ヒルハウス』

現実の世界でヒルハウスに乗り込んだ時に、たくさんの亡霊が待ち受けていましたが、結構相当な数がいました。

ルークもヒルハウスに左右されてしまうのを辞めにしたいと、現地でガソリンを撒いて焼き払ってしまおうとしましたが、一瞬火が付いたかのように見えましたが、火は付かず。

これは相当な数の念が邪魔している屋敷なんだと察知しましたね。

過去にオリビアが亡くなった時も焼かない約束をアビゲイルの親と交わしていましたが、そもそも焼けななかったのでは思いました。

アビゲイルの親も知っていたのでは?とも勝手に思いました。

最終的には父母とネルがヒルハウスに引きづり込まれて終わってしまうという最後で、屋敷が残っちゃうんじゃまた犠牲者出るでしょ!って感じでしたね(ーー;)

ああ言う不気味なぁ屋敷には始めから住まない事が一番ですね。

気になるシーズン2は?

シーズン2は2020年公開予定で、シーズン1とは全く別の話になるようです。

気になる話の内容はというと、ヘンリー・ジェームスの小説『ねじの回転』を基にした作品のようです。

『ねじの回転』とは?

ある屋敷に宿泊した人々が、百物語のように一人ずつ怪談を語る。

題名の「ねじの回転」はその中の「一ひねり利かせた話が聞きたい」という台詞からとられている。

「幽霊話に子どもが登場することで話のねじにひとひねり加える効果があるというなら、子どもが二人になれば?」「二ひねりになるじゃないか!」。

そのうちの一人が、かつて自分の家庭教師だった女性からの手紙に書かれた体験談を読み始める。

彼女はある人から彼の所有する屋敷での住み込み家庭教師(ガヴァネス[1]を頼まれる。

所有者の甥と姪、それに家政婦と召使しかいないはずの屋敷で、彼女は着任間もなく正体不明の男を見かける。

それは世にも恐ろしい体験の始まりであった。


10歳のマイルズは何か事件を起こして退学になっている。

妹のフローラは8歳[2]

出てくるのは前任のガヴァネスのジェスル先生と下男のクイントらしい。

二人の霊から子どもたちを守らなければならない。

「私」はマイルズを強く抱きしめ、1分ほどすぎると彼の心臓は止まっていた[3]

引用:Wikipedia

シーズン1の基となった『丘の屋敷』も原作と大分違うものになっていたみたいなので、シーズン2も小説を基にしつつ、新しい展開になる事が予想されますね。

こちらは2020年公開とありますが、コロナウイルスの影響で延期になりそう、、、(ーー;)

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