今回はAmazonプライムオリジナル海外ドラマ「パージ」を紹介します。
この作品は映画が全4作公開されていて、そちらのドラマ版となっています。
著者は映画版も視聴していて、映画版よりもドラマ版の方が面白いと思いました。
1シーズン全10話となっていて、1つの映画、1シーズンで一回のパージナイト(夜やるからそう呼んでいるみたいです)を表現していて、それぞれが繋がりがあるわけではないので、映画を観ていなくても全然楽しめる作品です!
この作品を観ると法律って大切だってしみじみ感じられますよ(笑)
目次
海外ドラマ「パージ」
「パージ」シーズン1を視聴するなら
こちらの作品はAmazonプライムビデオにて視聴出来ます。
月額500円とお手頃価格で30日間の無料期間もありますよ(*'▽')
2020年4月時点での情報ですので、その後配信が終了している場合がありますので詳しくは公式ホームページをご覧下さい
パージって何?
パージとは「新しいアメリカ建国の父たち(NFFA)」を名乗る集団が設けた法令で、1年に一度の夜(夜7時から翌朝7時までの12時間)の間は、すべての犯罪(犯罪も含む)が合法化されます。
しかし、パージにはルールがあります。
・警察・消防・医療サービスはは停止される。
・パージに参加するのは個人の自由。
・パージに参加したくない人は家に隠れてもいい。
・レベル4以上の武器の使用は禁止。
・国が定めた政治家などの権力者の殺害は禁止。
パージ開始時には緊急放送が流れ、サイレンが鳴り、終了時には同様にサイレンが鳴り、パージが終了となる。
つまりその日の夜だけはなにやったって罪に問われないのです。
普段は大人しい人でも日ごろから逆恨みしている人なんかは、チャンスとばかりにこの日は殺人鬼へと変貌してしまうのです。
なぜそのようなヤベー日をわざわざ設けるかというと、パージナイトで日ごろのうっぷんを解消させることで日常の犯罪を減らそうってわけです。
しかしそれは表向きの話で、本来の目的は危険人物やホームレス、スラムで暮らす人々の排除みたいです。
でも実際は何の罪もない一般市民が巻き込まれることも多々あるのが現状です。
この作品ではパージの日に行動を起こす人(殺す)のことを「パージする」と表現しています。
パージする人は2つの特徴があります。
1.特定の人をターゲットとし殺害しようとする人。
この手の人はパージナイトの為に事前に綿密に計画を立てているから厄介。
パージに参加したくないからと家にこもっていても、セキュリティまで破って侵入してくる強者が多い。
2.ターゲットは絞らず、誰でもいいから人を殺害しようとする人。
主に路上とかで集団でお面とか被っている人達で、行き当たりばったりで殺害している。
この手の人は街にあふれているから、こちらも厄介。
以上がパージの前説という事で、それを踏まえて記事を読んでいってください(笑)
「パージ」シーズン1のあらすじ&感想
物語はある年のパージ開始97分前からスタート。
主要人物5人の物語を追っています。
ミゲル兄妹
・ミゲル
ペネロピの兄。
10歳の時にパージで両親を失っている。
海兵隊帰りで、妹から不可解な手紙をもらい、パージで妹まで失いたくないとスタート時から妹のペネロピを探している。
海兵隊にいただけあって戦闘能力は高い。
・ペネロピ
ミゲルの妹。
ミゲルが海兵隊に入ったことで一人ぼっちになってしまい、弱ったところをカルト教団に勧誘され洗脳されてしまう。
この教団は自分の身を捧げることで人々に恵みを与え(苦しみを解放する)と表向きでは言っているがパージナイトでパージャー(殺害する人)に売り飛ばすというパージャーに負けず劣らず残虐な集団だったのです。
ミゲルはペネロピが乗っていると思われるバスを追います。
バスのなかには教団のリーダーと売り飛ばされる人々が乗っていて、選ばれたあななたたちは何て幸せなんでしょう的にリーダーがしゃべっていました。
一人一人売り飛ばされる場所に連れていかれ、ペネロピは仲の良かった子が恐怖に怯えながら殺害されるところを見てしまい、死ぬのが怖くなってしまう。
ペネロピは修道女の仮装をした集団に連れていかれる。
行った先は殺戮のカーニバルという会場で、魔女裁判や拷問が行われていたキチガイ会場だった。
そこでなんとかミゲルとペネロピは合流することが出来るのでした、、、。
ジェーン
・ジェーン
大企業で働くキャリアウーマンだったが、外見でしか判断されない事に対してコンプレックスを持っていた。
パージの日でも重要な取引があるためジェーンのチームは出社。
厳重な警備がされていたので、ジェーンがいる階から出なければ安全なはずだった。
しかし、ジェーンはコンプレックスの原因となっていたCEOのデイビットを殺し屋を雇いパージしようとしていた。
ジェーンの部下のアリソンは、PCでジェーンと殺し屋のやりとりメールを見てしまう。
アリソンは同僚のマークと昇進を争っていた。
取引が成功し、お祝いをしているさなか、ジェーンが下の階に行くとなんとアリソンはマークをパージしていたのです。
ジェーンに見つかると「これで私が昇進出来ますよね?」とジェーンに言っていた、、、。
ジェーンはマークの死体を見て、自分はなんて愚かなことを依頼してしまったのか!とパージ依頼した事を後悔します。
殺し屋に電話しても、デイビットに電話しても出ず、ついに外に出て、デイビットの自宅に向かう、、、。
リック夫婦
・リック
ジェナの夫。
・ジェナ
リックの妻。
妊娠している。
パーティーの主催者スタントン夫妻の娘のライラと浮気。
ライラとは夫婦のセックスレスということで刺激を求めるためにこの3人が関係を持った。
夫婦は自分たちの事業の資金援助を求めるため、NFFA主催のパーティーに参加する。
会場で夫婦はライラと再会。
その会場にNFFA抹殺を企む組織がパーティを襲撃。
パージナイトとは思えない華やかな会場だったが事態は一変、一気に人々がパージされ大変な事に!
リック夫婦は地下室からなんとか外に脱出し、自宅へと逃げる。
家にシャッターを掛け、誰も侵入しないようにセキュリティは万全。
しかし、安心するのもつかの間、ライラがリック夫婦の家のインターフォンを鳴らし、中に入れてと助けを呼び、夫婦は迷うがライラを中にいれる。
その時に、シャッターの隙間から誰かに侵入されてしまうのでした、、、。
5人のその後
5人は様々な困難をなんとか乗り越えていきます。
そして何も共通点のなかった5人でしたが、ある男の逆恨みから集められます。(ミゲルは後に助けにくる)
その男ジョーは恨みを持っている人物を集め、独自の裁判をして有罪であればパージしようとしていました。
ジョーは始めは襲われている人々を助けていましたが、実は目的の人物を他の人にパージさせない為だったのです。
しかもその動機が、、そんなんで?という感じでした。
・ジェーンは出会い系サイトで知り合ったジョーとデートするが、差別的な事を言われ、その場を去ってしまった。
・ペネロピは偶然道ですれ違った際に、ジョーが店のドアを開けたところを通り、ジョーは「お礼をいえ」といったが無視した。(そもそも聞こえてなかった)
・リック夫婦はジョーに仕事の発注をしていたが、ジョーのミスを知ると代金を支払わず業者を変えた。
ジョーの会社は大打撃を食らう。
まぁリックの所はまだ理解出来るかなって思うけど、他はそんなんでパージすんの???って感じですよね?
ペネロピなんてすれ違っただけですからね( 一一)
パージがあるって事で人から恨まれないよう日頃から行動しなきゃいけないと思いますが、すれ違っただけって、外歩くなって言ってるようなもんですよね( 一一)
パージ終了まで残りわずか
そして変な裁判が始まり、ジェーンもついに、、、。
次はペネロピの番という所でミゲルがピートと共に助けにくる。
みんな逃げるが、逃げた場所によっては爆弾が仕掛けられていて犠牲になった人も。
リックはジェナを守り、撃たれてしまいます。
ミゲルとジョーの格闘になるが、ここでパージ終了のサイレンが鳴る。
するとジョーはそれまでの猟奇的な感じはなくなり、「ちくしょー、ここで終わりなんて!さあ日常に戻ろう。来年また捕まえるさ」と爽やかにミゲルたちに言います。
ミゲル「来年?」
ジョー「あぁ、次のパージで二人とも殺してやる」
まるで当然でしょ?何言ってんの?かのようにジョーが言う。
そしてミゲルはジョーを撃ち殺します。
パージ終わってからの普通の人に戻る感が凄い。
正義をはき違えているというか、パージすることを正義だと勘違いしているのではないでしょうか?
次の年のパージの日、ミゲルとペネロピはパージで襲われている人々を助けるために出動するのでした。
最後に
斬新な設定に惹かれ映画版を前に観ていましたが、正直そんなに面白くなかったかなって感じでしたが、ドラマ版はハマりましたね。
全10話とそれほど長くないので、内容もグダグダにならず展開も早いのですごく見やすいと思います。
こちらはシーズン2もAmazonプライムビデオにて配信中ですのでぜひ観てください。
この作品のおすすめ度 4.5 / 5 点
こちらの作品はAmazonプライムビデオにて視聴出来ます。
月額500円とお手頃価格で30日間の無料期間もありますよ(*'▽')
2020年4月時点での情報ですので、その後配信が終了している場合がありますので詳しくは公式ホームページをご覧下さい