海外ドラマ「ベイツ・モーテル」シーズン5 あらすじ&感想 結末は「サイコ」と違う展開へ!

前回までのベイツモーテルは、、、

母ノーマが死に、ノーマンはノーマの墓を掘り起こし遺体を自宅に連れ返し、また妄想の中でノーマと一緒に暮らす、、、。

ロメロは愛するノーマをノーマンが殺した腹いせに復讐してやろうとしていたが、直前で偽装罪で逮捕されてしまう、、、。

ディランはキチガイな母ノーマと距離を置く為、離れた暮らすことにしたとノーマンに電話するが、ノーマンは母ノーマが死んだことを知らせなかった、、、。

ネタバレあります

海外ドラマ「ベイツ・モーテル」シーズン5

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「ベイツ・モーテル」シーズン5のあらすじ

第1話「暗闇の楽園」

幻覚としゃべり続けるノーマン。

ノーマンが見えている世界は母親や愛犬が生きている、家の中がとても明るい世界。

しかし実際はもちろん誰もいない、家の中は誰も掃除をしていないぐちゃぐちゃな状態だった。

ノーマはノーマンはノーマが死んでいることは理解していて、死んでいるから外に出れなくて寂しいなど自虐ネタにしていた。

地下の冷凍倉庫にはノーマの死体があった。

エマとディランの間には子供が出来ていたが、まだノーマには連絡していなかった。

そんな中、父ケイレブが会いに来た。

ノーマンはホテルのペンキを変えようとペンキを街に買いに行き、雑貨店でマデリンと言う女性と出会う。

支払いの際、ノーマンは知らない人の財布を出してしまい、焦って言い訳をして家に帰る。

ノーマンはホテルのシャワーカーテンを変えようとした時、男性を殺せと幻覚のノーマに指示され殺してしまっていたのだ。

もちろんノーマンはそのことを覚えていない。

死体を湖に沈めようとした時、その男に電話が掛かってきてノーマンは電話を取ってしまう。

その声は刑務所にいるはずのロメロだった。

第2話「二つが一つに」

ノーマンはロメロに面会に行く。

ノーマンは邪魔な僕を排除しようとしていると、またイライラコメントをする。

ケイレブはベイツ家に行くと、ミイラ作りの失われた技法の本があった。

誰もいなかったので、ベイツ家を去り、違うホテルに行く。

そこでノーマが死んだことを知る。

ケイレブはノーマが自分から死ぬやつじゃないと不信がり、ノーマンを疑う。

ケイレブはもう一度ベイツ家に行き、地下室を調べると、ノーマの死体を見つける。

そこで後ろからカツラを被ったノーマ降臨中のノーマンにに襲われる。

その後ろにはチック。

ホテルに泊まった男性の妻がマデリンだった事がわかり、その男性が不倫している事がわかる。

チックはベイツ家を訪れ、ビジネスの提案をする。

チックが動物をとってきて、ノーマンが剥製にして、チックが売るという協定を結ぶ。

第3話「バッド・ブラッド」

ケイレブは地下で手錠を掛けられる。

ケイレブはカツラを被ったノーマ降臨中のノーマンと話をする。

ケイレブを殺してと正気のノーマンにノーマは指示する。

殺すのは嫌なノーマンはケイレブの手錠を解いて逃がす。

しかし、チックが携帯を見ながら運転しているときにケイレブを引いてしまう。

ロメロは護送中に脱走し、逃走する。

第4話「ヒデゥン」

ケイレブの死体をチックが燃やしながら干潟に沈める。

ノーマンが殺してしまった男性ジム・ブラックウェルがいなくなったとベイツ家に女性保安官が来る。

ブラックウェルの車を探していたので、ノーマンたちは車を処理しに行く。

ノーマンは幻覚ノーマに自分の事は自分で決めると言う。

ノーマンはマデリンの家に行き、マデリンはノーマンにキスをするが、ノーマンはマデリンの首を切る幻覚を見てしまい、怖くなり急いで家に帰る。

第5話「まず夢が死ぬ」

ノーマンが朝起きると幻覚ノーマの姿がない。

保安官から電話があり、事務所に呼び出され、脱走したロメロの手がかりを聞く。

ノーマ降臨中のノーマンがバーに飲みに行った時の、バーにノーマンが行き、車を取りに行くと車内に服があった。

その帰り施設のエドワーズ先生とすれ違い、少し話をする。

ディランはエマに今までのノーマンの不審な点を話す。

エマ母をノーマンが殺したかもしれないという話もする。

時々そこにいない母を見て、時々母になっているとエドワーズ先生の言葉を思い出したノーマンはバーで酒を飲むと、ノーマの時の記憶が出てきて、男をキスをした記憶が出てくる。

自分の自覚がないまま、色々やっていたことに気づく。

第6話「マリオン」

マデリンの夫に不倫相手の女性がベイツモーテルに泊まりに来る。

不倫相手の女性はその男性サムとマデリンが一緒の所を見て、ブちぎれ、男性の車を破壊する。

不倫相手の女性はホテルに戻り、ノーマンとやろうとする。

エマはネットニュースでノーマが死んだことを知り、ディランにも知らせる。

ディランはノーマンに電話し「ノーマは自殺するはずがない」と言う。

ディランからの電話を切ると、自分が正気を失っていると気づく。

ノーマの幻覚に向かって「これは僕が作り出した妄想だ」と言う。

幻覚ノーマも「あなたももう子供じゃないし対等な立場で話しましょう」という。

「家庭環境にノーマンは苦しんでいたのを幻覚ノーマを作り出すことで幻覚ノーマで苦しみを対処させた。

どちらも本物、一人の人間。

今まで苦痛を幻覚ノーマが感じていたが、これからはノーマンが感じなければいけない。

真実を知ることで苦痛と向き合うことになる。

これからは対等なパートナーとしてあなたにも私と同じことをしてもらう。

隣居る男性をあなたがやって」とノーマンは指示される。

そして、シャワー中の男性をめった刺しする、、、。

初めて自分の記憶がある時に殺してしまうのでした!

第7話「離れられない」

干潟から死体が発見される。

干潟に沈めても発見されるのを恐れ、今度は男性の死体を井戸に捨てる。

その帰り、ホテルに女性保安官が来て、干潟で複数の遺体が出たと言う。

その死体の一つはジム・ブラックウェルだというのはわかっていた。

女性保安官は駐車場の砂利についていた急発進跡を怪しんでいた。

家を捜索されるのを恐れたノーマンはノーマ死体を車椅子で自宅から運び出し、森の土の中に体半分を埋める。

ディランはノーマンに会いに行く。

ディランに薬を飲んでいないことを言う。

ノーマンとしゃべっていると誰かを見ていることにディランは気づく。

逃走中に不審者と怪しまれ撃たれて負傷していたロメロは知り合いに保護される。

ノーマンは幻覚ノーマにディランと縁を切るように指示される。

夕食をもてなし、大丈夫と思わせる作戦に出る。

ディランはノーマンの処方箋をもらいに行くと、エドワーズ先生が1年以上前から行方不明になっていると言われる。

ノーマンは数日前に会ったと言っていたのに、、、。

マデリンは夫が帰らないとノーマンに聞きに来ようとしたところにディランと会う。

ディランはノーマンは心の問題があると簡単に説明する。

ディランはノーマンにサムの事を聞くが、ノーマンは不倫の事を話すが後の事は知らないと言う。

ノーマンは豪華な夕食を準備していた。

ディランはお前に良くなってほしいと新しい薬を渡すと、ディランの目の前でノーマンにノーマが降臨する。

「ディランを愛しているけど、一人しか愛せない」とナイフを振りかざすが、それをノーマンが止める!

(もちろん一人二役だからすっごく変な光景をディランは見せられている、、、)

ノーマンはノーマを追い払い、911に電話し、サムを殺したと告白する。

第8話「ボディ」

女性保安官がノーマンを事情聴取する。

そこにも幻覚ノーマが現れる、必死にその姿を見ないようにする。

薬を飲まないと正しい事が出来ないと言う。

保安官は話がしっかりしていないノーマンは作り話をしているのではと疑う。

留置場でも幻覚ノーマが現れ、ノーマンに薬を無理やり吐き出させ、便器に頭を打ちつかせる。

保安官と事務所で話していると、ノーマンの体を乗っ取た(ノーマンは気を失っている)ノーマが話をする。

ノーマは薬を飲んでいなかったから言ってしまっただけだから家に帰りたいと言うが、法的に無理だと言われる。

ディランが紹介した弁護士と、保安官、ノーマ降臨中のノーマンと3人で話をする。

マデリンが母に似ていて助けたいと思ったとノーマ降臨中のノーマンは話す。

保安官はディランにエマ母の死体が出たと連絡する。

ロメロは知り合いの銃を奪い、ひっそりと逃げだし、ついにベイツ家にたどり着く。

地下に行くとチックがいた。

チックは今起きている事をロメロに話し、チックはこの家で起きていることを本にしていると話すと、ロメロはチックの頭を撃ち抜く。

第9話「面会時間」

ベイツ家を警察が捜査する。

家の中からはエマ母の荷物とチックの死体も地下で発見される。

エマもディランの所に駆け付ける。

エマ母の死体が出たこと、ノーマンが殺したことを説明する。

弁護士がディランに唯一の味方だから審問に来てほしいと頼まれ、ディランは審問に出席する。

エマは森で母の遺灰を撒く。

エマは留置場にいるノーマンに会いに行く。

そこにいたのはノーマ降臨中のノーマンだったが、すぐにエマは「ノーマンはどこ?」と見破る。

「ノーマンに会えなくて寂しいと伝えて」と言ってその場を去る。

ロメロは保安事務所に行き、みんなを銃で脅す。

経理の仕事をしていた女性に車を運転させ、ノーマンを車に乗せ、ノーマの所に向かわせる。

第10話「コード」

途中女性を逃がし、ノーマンとロメロと二人だけで先に進む。

雪をかき分け、ノーマの死体を発見するロメロ。

ノーマンをぶん殴るロメロ。

遺体のノーマに「愛している」と泣くロメロだったが、隙を見せてしまい、ノーマ降臨中のノーマンに後ろから石で殴られ、銃を奪われ、撃たれる。

ノーマンは幻覚のノーマに対して「僕が母さんを殺してしまった、二人で一緒に死のうとしたんだ」という。

幻覚ノーマは「私はもういくわ」

ノーマン「一人にしないで、僕を置いていかないで」

幻覚ノーマ「あなたは全てを知った。私の役目はもう終わったの。さよならノーマン」と言ってノーマは去ってしまう。

また幻想を見るノーマンは朝方のベットで幻想ノーマに向かって「ものすごく変な夢を見た。母さんが死ぬ夢だ」

幻想ノーマ「死んでないわ。ここに居る。夢から覚める方法を覚えなきゃだめ」と言われる。

実際はまだ森の中に居て「ママ、うまくいかない、まだ夢の中かな、、、」とおぼろげに言う。

横にはロメロとノーマの死体が、、、。

ノーマンは最初の頃の思い出を繰り返す、、、。

家を買って、車で引っ越すシーン。

番組の冒頭シーンを一人で演じる、、、。

顔は血まみれなのに、、、。

ノーマの死体をまた家に連れてくる。

そして、警察の捜査時の黄色いテープをはがし、なんとモーテルを再開する。

何も知らない人は泊まりにくる。

ディランは大麻の仕事をしているときの仲間と会い、銃をもらう。

ディランはノーマンに電話するとノーマンは、引っ越ししたこと、モーテルをやること、母も会いたがっていることを話す。

この電話で完全にノーマンはおかしくなっていると確信するディラン。

エマに電話し「ケリをつけようと思っている」と話す。

ディランはホテルに向かい、ホテルの客に事情を説明し出ていくように話す。

ディランはベイツ家に訪れる。

ノーマンはまだ最初の引っ越しした時に戻っている状態だった。

食卓には死体のノーマが椅子に座ってて、それを見てディランは吐いてしまう。

ディラン「もうこんなことはやめろ!お前は現実の世界に生きていない!現実の世界に戻れ!

俺の本当の望みはもう叶わない!お前の病気が治って、お袋に行き帰ってほしい!

出来れば二人を俺の娘に会わせて、クリスマスを一緒に過ごしたかった!でも全部叶わぬ夢だ!」

ノーマン「本気で臨めば叶うかもしれないだろ!」

ディラン「無理だ!」

ナイフを持ち、近づくノーマン「母さんと離れたくない」

ディラン「ナイフを置くんだ」

ノーマン「これで全てが終わる。そうだろ?」

ディラン「こんな終わり方したくない」

ノーマン「ただ母さんと一緒にいたいだけなんだ」

ディラン「よせ、俺にやらせないでくれ、、、」

襲い掛かろうするノーマンをディランは銃で撃つ。

ディランはノーマンを抱きかかえ「許してくれノーマン、、、」と泣く。

ノーマンは最後に母親と森の中で抱き合う幻想を見る、、、。

ノーマン「ありがとう、、、」

ベイツ家の墓石にノーマの隣にノーマンの文字が刻まれていました、、、。

「ベイツ・モーテル」シーズン5のココが見どころ👀

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ノーマンの悲しき最後

本当に悲しい最後でした。

もう全てが、、、悲しい、、、。

ノーマン、ノーマ、ロメロ、、、最後に泣く泣く弟を撃ったディラン、エマ母、、、。

みんなそれぞれが家族を愛していたからからこその結末、、、。

ノーマンも結果として数々の殺人を犯してしまいましたが、幼き頃の辛い家庭環境が別の人格を作り出してしまったからこうなったしまった。

その事実をノーマン自身が気づいた時も、自ら警察に出頭するなど、自分の中の母親を止めようと試行錯誤していた。

本当は母親想いのとても優しい子、、、。

ロメロを殺して、昔の思い出を一人でプレイバック&再現しているシーンは本当に可哀そうで、涙が出ました。

元を正せばノーマの親が悪かったという事ですね。

ディランとロメロの男っぷり

この二人の男っぷりにも感動しました。

ロメロは愛するノーマを殺されたとして、脱走してまでノーマンを追いかけました。

そして、ノーマの遺体をやっとの思いで発見した時の対面シーン、、、。

最後は殺されてしまいますが、男としての執念、けじめ、納得いくまで行動する姿に感動しました。

ディランは自分の弟だから、自分がなんとかしないとと最後まで行動しました。

普通なら警察にゆだねるところだったと思いますが、自分でケリをつけた。

ノーマンに最後に「自分の娘に会わせて、一緒にクリスマスを過ごしたかった」というシーンも感動しました。

そんな兄に撃たれたノーマンは最後に「ありがとう」と言っていました。

ノーマンもどうしようもない自分をなんとかしたい気持ちがあったと思います。

そこを兄であるディランが止めてくれた。

このありがとうには「止めてくれてありがとう」という意味がこもっていたと筆者は思っています。

映画「サイコ」との終着点の違い

映画「サイコ」を観てからベイツモーテルを見た人は終着点が違う事にみんな疑問に思ったと思います。

「サイコ」ではもちろんノーマンは生きています。

でもノーマは死んでいて、ベイツ家には死体として家にはいます。

ノーマンの生死だけが映画と違っています。

てっきりノーマンはディランを最後殺して「サイコ」に繋がっていくんだろうと予想して観ていたので、大どんでん返しでしたね( ゚Д゚)

疑問の残る終わり方でしたが、これはこれですごくいい終わり方だったと思います。

それを考えると「ベイツモーテル」と「サイコ」は別物と考えた方がいいのかもしれませんね。

最後に

この作品は間違いなく自己ランキングにランクインする超絶面白い作品でした(*'▽')

面白かった分、観終わった後は「ベイモロス」に襲われました、、、。

トータルで考えるとシーズン1.2はそれまでの序章にすぎないサイドストーリー的感覚で、シーズン3から物語の核心に迫るという流れでしたね。

それなのになぜかDVDはシーズン2までしか出ていないという事実!

これは絶対おかしい!

たしかに動画配信サービスで視聴は出来ますが、この事実がベイツモーテルがあまり知られていない・広まっていない理由だと思っています!

ぜひ全シーズンDVD化してほしいと願っています!

ベイモに幸あれ!

この作品のおすすめ度 5 / 5 点

視聴は全シーズン視聴出来るAmazonプライムビデオがオススメです('◇')ゞ

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